きおん (黄菀)
学名 |
Senecio nemorensis (var.fuchsii, Jacobaea nemorensis) |
日本名 |
キオン |
科名(日本名) |
キク科 |
日本語別名 |
ヒゴオミナエシ |
漢名 |
林蔭千里光(リンインセンリコウ,línyīn qiānlĭguāng) |
科名(漢名) |
菊(キク,jú)科 |
漢語別名 |
森林千里光、黃菀 |
英名 |
|
2012/08/25 立山室堂平 |
|
2018/07/30 長野県富士見町入笠山 |
|
|
2008/08/28 長野県池の平 |
|
辨 |
ノボロギク属(キオン属) Senecio(千里光 qiānlĭguāng 屬)については、ノボロギク属を見よ。 |
訓 |
漢字の菀(エン,wăn,おん)については、シオン(紫菀)の訓を見よ。 |
「きをんハ黃菀ノ意ニテ、紫花ヲ開ク紫菀ニ對シテノ名、元來ハわうをんト云フベキモノナリ」(『牧野日本植物図鑑』)。つまり、キオンは湯桶読みであり、もともと日本語であろう。 |
説 |
北海道・本州・四国・九州・朝鮮・臺灣・ベトナム・華東・湖北・陝甘・華北・モンゴリア・極東ロシア・シベリア・中央アジア・カフカス・中&東歐に分布。
埼玉県では絶滅危惧Ⅱ類(VU)。 |
誌 |
中国では、全草を薬用にする。『全国中草葯匯編』下/822 |
|